
監督は「フラガールの」李相日監督
リ・サンイル監督は、人間の描写が丁寧で大好きな監督の一人です。
美術監督も、以前にブログでも書いた種田陽平さんで
「69 sixty nine」「フラガール」と続いて3作品目。
このふたりが組んだ映画は観ないわけにはいかないでしょう。
人を殺さなくても、悪い奴はいる。
ざっくり解説すると、とにかく暗く、重苦しい物語で、
殺人を犯した主人公とヒロインの逃避行劇、です。ただ、
それとは別に、事件をきっかけにして二人をとりまく
人たちの人生も大きく変わっていくわけで、その脇をかためる
人たちの背景も丁寧に描かれていて、そこも見所のひとつです。
そして、より行き場のない悲しさにおそわれていきます。
深津絵里さんモントリオール国際映画祭で主演女優賞受賞!
このとんでもない暗闇の中の、唯一の光が彼女でした。
妻夫木くんは、根暗で、むっつりスケベの口ベタヤローなので
よくそんな彼についていくなぁと、不思議なんですが
彼女の存在がとても健気でまっすぐで、笑顔に癒されました。
ほとんど、すっぴんということらしいですが
そんなの関係ねぇ!ってぐらい輝いていました。
主演女優賞、おめでとうございます。
最後まで鑑賞できたのは彼女のおかげです。
深津さんのキュートなCM
彼女のちょっとコミカルな演技もとても気に入ってます。
一歩、間違うとブリッコになってイラッとするんですが
その辺のバランスが最高だと勝手に思ってます。
暗くなってしまったんで、最後は明るく、笑える
お気に入りのCMをご覧下さい。
最近は、並ぶのが嫌なんでネットで予約してます。知らなきゃ損!
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