2010年9月9日木曜日

カメラの出てくる、映画「ただ、君を愛してる」


カメラが出てくる映画って結構ありますね


その中でも、2006年公開のこの映画、恋愛映画だけではない
カメラ愛もひしひしと感じます。

大学生とは思えない幼い容姿の静流と、あるコンプレックスで
人と距離をおいている誠人。

誠人といつも一緒にいたい静流は、彼の趣味のカメラに
興味をもちはじめ、いつしか二人で撮影に出かけるように。

ふたりの関係をカメラがうま〜くアシストしています。

懐かしいキャノンのフィルムカメラ(AE-1)や
写真の現像シーンとか観ていると写真にどんどん惹かれていきます。

そして時がたつにつれ、写真を撮る対象が変わっていく様子、
少しずつ変化する二人の関係も丁寧に描かれています。

とくに宮崎あおいちゃんの演技・表現力には脱帽、
少女から大人まで変幻自在で、一見の価値ありです

思わず、ニヤッとしたシーン。


静流「っはぁぁぁぁ」


誠人「えっ? どうしたの?」

静流「はぁ、くるしかったぁ」

誠人「なんで?」

静流「だって、息止めてるじゃん」

誠人「ええっ?」

静流「えっ?」

誠人「苦笑」

静流「えっ?ちょっと…」


カメラを始めたばかりの頃、自分も息止めてたなぁ。

別にダメじゃないんですけどね

写真に撮りたい目を奪われる映像がとても多く、すべてが画になる。


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